敷地面積:350.14㎡(105.91坪)
延床面積:126.12㎡(38.15坪)
家族構成:大人2人、子ども2人
性能値:C値 0.4/UA値 0.44
建築家:藤田摂
第一子の妊娠・出産を機に、家づくりを検討したお施主様。
建築地は親族の所有する土地で既存の建物があるため、解体も費用に入れながらの設計となりました。秋田市の郊外で田んぼに隣接した土地。周りは建築地より高台になっており、周りからの視線と前面道路が朝夕の時間混雑するため道行く車からのプライバシーも気にしなければなりませんでした。また、洪水のハザードにもかかっており安全面の対策も必要と判断されるエリアでした。
家族構成は将来子どもが増えてもいいように4人家族想定。共働きなので効率的な動線が欲しく、家族が別々なことをしていても同じ空間にいて様子を眺めたり、気配を感じ取れる暮らしがしたいご夫妻に対して建築家が設計・デザインした家がこちらです。
白の窓枠とブルーグリーンが爽やかな北欧風外観デザイン。土地を読み解き、道路や近隣住宅からの視線や洪水ハザードにも対応するべく基礎を上げています。
家族が集まるLDKはどこにいても家族の様子が眺められ、同じ空間にいても距離感が絶妙な設計。
ただの廊下ではもったいない。建築家からの提案で風と光を通す収納として有効活用スペースに。
奥様が洗濯好きということで、建築家は家の幅いっぱいのバルコニーを提案。
休日にたっぷりと外に干せ、交通量が多くても視線を気にせず子どもが遊べる場にも。
LDK続きの畳コーナー。押入れ下の収納は子どもの片付け教育ができるようにデザイン。紙でできた畳は水や日焼けに強く、収納BOXを引きずっても傷がつかない。
敷地を読み解き、ヒアリングを丁寧に行う建築家のプランニング。西日と田んぼと電車などの景色を切り取り、お施主様のために作った借景の窓。