WAGA DESIGN BUILD

不易流行vol.99

変わらないもの、
変わるもの

不易流行は和賀組社員へのメッセージです。
守るべきものは守り、変えるべきものは時代の変化とともに変革を積み重ねていく。
このことこそが企業存続と繁栄の礎であると心得え、不易流行、打つ手は無限、明朗愛和喜働を実践し、未来を見据えた事業活動に全社で取り組んで参ります。
デンマークの電車内とコペンヒル

今回のテーマ

 6月1日から9⽇まで、住宅建設経営研究会主催の欧州視察に参加して参りました。テーマは「ヨーロッパの環境政策と住宅」でデンマークとドイツのまちづくりについて詳しく視察して参りました。今⽉はデンマークについて紹介します。
 デンマークは⼈⼝600万⼈に満たない北欧の⼩国ながら再⽣可能エネルギーが発電量に占める割合は8割以上と世界でも際⽴って⾼く、2030年までにはこれを100%にするとしています。年間の⾵⼒発電量はデンマークの発電量全体の半分近くを⽣み出しており、バイオマスが2割、⽯炭⽕⼒はわずか1割程度となっています。とりわけ⾵⼒発電では世界をリードする存在であり、洋上⾵⼒発電最⼤⼿のオーステッド社や、⾵⼒発電メーカー⼤⼿のベスタス社がデンマークにあります。両社をはじめデンマーク企業は世界のサステナブル企業ランキングでも上位の存在です。特にベスタス社はベスタス・ジャパンを設⽴、昨年秋⽥県の誘致企業として秋⽥市・能代市沖の洋上⾵⼒発電の運転・保守業務を開始しております。
 デンマークの⾸都コペンハーゲンは北欧最⼤の都市で、デンマーク語で「商⼈たちの港」を意味し、港町として発展してきた歴史があります。市内は近代的な建築物とレンガ造りの歴史的な建物が融合した美しい景観が広がり、「北欧のパリ」とも呼ばれています。前述の様に化⽯燃料に依存しない施策の⼀環として脱⾞社会をめざしており、歩道・⾞道に加え⾃転⾞専⽤道路が整備されて通勤通学に多くの市⺠が⾃転⾞を利⽤しています。また電⾞の内部にも⾃転⾞のスペースが広くとられており、⾃転⾞利⽤者の利便性に配慮されたまちづくりが印象的でした。
 右の写真は2019年に完成した「コペンヒル」という⾼さ70mの廃棄物発電所です。ここではゴミを燃やして熱を市内全域に供給しており、ここでの熱をお湯で供給して市内の95%の熱需要を賄っているそうです。驚いたことに屋上の斜⾯がグラススキー場となっていました。

秋⽥県ダイバーシティマイスター企業

令和6年2⽉7⽇、秋⽥県ダイバーシティマイスター企業の認定を受けました。これは令和5年度⼥性が輝く職場づくりプロジェクトのマネージメント層向け研修会を4回受講し、⾃社の⼥性活躍の課題等を抽出して課題に向けた解決⽅法や取り組みを検討しながら、最終的に⾏動計画を作成するものです。当社からは近藤総務課⻑が参加、異業種の参加者の⽅々との意⾒等もあり、⼤変参考になったとの事でした。

秋田県ダイバーシティマイスター企業への認定

株主総会

6/14に61期の株主総会が開催され、決算と役員の選任が承認されました。昨年永年にわたり当社の監査役を務めて頂いた近藤監査役が逝去され、鈴⽊監査役⼀名となっておりましたが、この度の株主総会でADKGr㈱ならびにADK富⼠システム㈱代表取締役の齋藤和美⽒に新たに監査役就任頂きました。末永く当社の経営に対してご助⾔を賜れればと思います。

監査役に就任した齋藤和美氏

東北六県商⼯会議所連合会総会

6/21 仙台市で開催され⽇本商⼯会議所⼩林健会頭は「原材料⾼や円安などの影響で⼤企業を中⼼に賃上げの動きが広がっている」「⽣産性や競争⼒を⾼め適正な価格転嫁が重要で中⼩企業は地域経済のけん引役になることが期待される」「⼈⼝減少が進む東北では経済の活性化だけでなく、地⽅で暮らしながら⽣活する活動拠点を企業が整備するのも⼀つの⽅法だ」と述べられました。⇒向かって左 ⽇本商⼯会議所⼩林会頭、右は仙台商⼯会議所藤崎会頭

東北六県商工会議所連合の総会
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