今回のテーマ

　2023年11⽉3⽇秋の叙勲で受章されたお⼆⽅の旭⽇⼩綬章受章祝賀会に、1⽉末から2⽉にかけ出席いたしました。
　1⽉28⽇には湯沢市前市⻑鈴⽊俊夫⽒の祝賀会が開催されました。皆さんご存知のとおり鈴⽊⽒は現在の佐藤⼀夫市⻑が令和3年4⽉に就任するまで湯沢市⻑を務められていた⽅です。その政治活動歴は⻑く、昭和58年1983年に33歳で旧湯沢市の市議会議員に当選（2期8年）、平成3年1991年秋⽥県議会議員に当選（2期8年）と市議県議を16年務められました。その後2001年の参議院選挙に落選するも、2002年合併前最後の湯沢市⻑選挙に挑戦し現職を破り当選、湯沢市・雄勝町・稲川町・皆瀬村の4市町村合併に伴う新湯沢市⻑選挙では新⼈3⼈を破り当選しました。しかしながら再選を⽬指した2009年の市⻑選挙では⿑藤光喜⽒に敗れております。2013年再び市⻑戦に挑みましたが現職の⿑藤⽒に敗れました。2017年現職の⿑藤⽒が引退したことで保守系3名と鈴⽊⽒との4名での争いとなりましたが、選挙戦を制し8年ぶりに市⻑に返り咲きました。鈴⽊⽒の⼤きな功績としては合併協議という歴史的にも重要な⾏政のかじ取り役を成し遂げたこと、また最後の4年間では「住⺠参加のまちづくり」を実現するために、市⻑直轄の「共同事業推進課」を⽴ち上げ、後のPPP・PFI への流れを作ったことが挙げられると思います。
　2⽉11⽇には前東成瀬村⻑佐々⽊哲男⽒の受賞記念祝賀会が開催されました。佐々⽊⽒は昭和16年⽣まれ、横⼿⾼校卒業後東成瀬村役場に⼊庁、副村⻑を経て平成10年1998年に村⻑に当選、6期24年の⻑きに渡り村⻑を務められました。佐々⽊⽒の功績として、湯沢雄勝および成瀬皆瀬川流域のいずれの合併協議会にも参加せず、単独⾃⽴の決断をしたことが有ります。また国の⼤型プロジェクトで ある成瀬ダムの事業化を果たし、順調に進捗させたことが挙げられます。また近年では地域おこし協⼒隊としてYoutuberを募集したり、デジタル⽥園都市構想を地で⾏くような「東成瀬テックソリューションズ」を⽴ち上げたりなど、地⽅の村としてユニークな取り組みを多く成し遂げられたと思います。また平成27年から令和4年まで秋⽥県町村会⻑を務められ地⽅⾃治の振興発展に⼤きく寄与されました。
　旭⽇章のような栄典は、国家⼜は公共に対し功労のある⽅や社会の各分野における優れた⾏いのある⽅などを表彰するもので、勲章及び褒章があります。調べてみたところ「叙勲は国または公共に対して功労のあった者に授与する」とあり「褒章は社会の各分野における優れた⾏いや業績がある者が対象」とありました。お⼆⼈は当社の⼭の⽇コンペに今年もご招待しますので、コンペに参加される⽅は是⾮お祝いの⾔葉をかけて頂ければと思います。