不易流行vol.77
連日過去最多を更新している新型コロナウイルス感染症、いまだにピークが予想できない状況には誰しも不安を感じることでしょう。感染者は秋田県内でも連日1,000人を超え、湯沢保健所管内でも100人を超える陽性者が出ております。こうした中、政府は7月24日、感染者の全数把握見直しを全国一律ではなく各自治体の判断で行う方針を決めました。医療現場に配慮し、発熱外来が逼迫した地域での緊急措置とするものです。
私も8月12日に喉の違和感を覚え市販の抗原検査キットで検査したところ二本線がくっきりと出ました。翌日に39度の発熱がありましたが、半日で熱も下がり軽いのどの痛みはあったものの軽症であったと思います。高熱が有るのに病院には行くことは許されず、病院の指示で辛抱強く「あきた新型コロナ受診相談センター」にかけたものの全くつながらず、このままでは埒(らち)が明かないと思い、知り合いの県の職員に相談したところ、8月11日から対応が変更となったことを知りました。次に該当する人はWEBで申し込み、地域振興局でキットを受け取り、画像を添付送信、担当の医師が陽性と診断し保健所に届けるというものです。
実際に私が経験して感じたことは、キットの受け取りから陽性診断、保健所からの連絡、担当医師からの電話などが大変スムーズであったということです。
おかげさまで私は軽症で済み、10日間の自宅療養を終え8月23日から仕事に復帰しました。皆さんもかからないに越したことはありませんが、万が一の時にはどう対応すればよいのかを事前に確認しておくべきだと痛感致しました。