WAGA DESIGN BUILD

不易流行vol.101

変わらないもの、
変わるもの

不易流行は和賀組社員へのメッセージです。
守るべきものは守り、変えるべきものは時代の変化とともに変革を積み重ねていく。
このことこそが企業存続と繁栄の礎であると心得え、不易流行、打つ手は無限、明朗愛和喜働を実践し、未来を見据えた事業活動に全社で取り組んで参ります。
ドイツの建築事情

今回のテーマ

 ドイツにおける省エネ基準(GEG)は主に3種類あり、⼀次エネルギー需要、躯体の性能、夏季遮熱性能となります。そのうち改修の対象となるのは⼀次エネルギー需要(建物全体を改修する場合)と躯体の性能の2種類となります。⼀次エネルギー需要においては⾮住宅が照明を含むのに対し住宅では対象となっていません。家電による消費電⼒などが含まれていないのは躯体の性能と関連性がないということが根拠になっています。⼀次エネルギーと同様に新築のU 値基準は数値をもとに仮想基準建築物の平均U値を求め、設計案件の平均U値と⽐較します。また計算時にはヒートブリッジによる影響が配慮され、改修時には個々の数値が基準となります。
 写真はEPS板を既存住宅の外壁に樹脂モルタルで接着している様⼦です。この住宅は築50年以上のブリック造でしたが、建具を⾼性能のものに交換した後に断熱材を貼付、ドリルで下⽳を開けた後、アンカーを挿⼊して⼀体化するという⼯法でした。仕上げは塗装で⾏われるものと思われます。
 図はヨーロッパにおける新築時の外壁U値の基準値で、0.17~0.3となっていますが、傾向的には0.15~0.2前半へと強化されているとの事でした。灰砂レンガ造が多いヨーロッパにおいてはλ(熱貫流率)0.032のEPS板を使⽤しても壁厚が475mmとなってしまうため、厚みを抑えられる素材に注⽬が集まっているとの事でした。次回はドイツの建築業界事情を紹介します。

建設業体験フェスタ

7/22から5⽇間にわたり今年も開催されました。受講者は昨年から⼤幅に増え33名となりました。⼩型⾞両系建設機械運転資格取得、成瀬ダム・稲庭バイパスの現場⾒学、型枠・鉄筋・防⽔・塗装・左官・電気の6⼯種の職⼈体験と盛りだくさん、⼀⼈でも多くの⾼校⽣に⼊職して頂きたいと思います。

高校生を対象とした建設業体験フェスタ

第9回⼭の⽇ゴルフコンペ

第9回和賀組⼭の⽇ゴルフコンペが⼭の⽇前⽇の8/10に開催されました。10組39名(1名11⽇と勘違いして⽋席)で酷暑の中で⾏われ、㈱タカセの安倍取締役が2度⽬の優勝に輝きました。来年は8⽉11⽇に開催しますので奮って参加ください。

和賀組山の日ゴルフコンペ

⽇鉄パイプ&エンジニアリング

⼩安地熱株式会社が建設中のかたつむり⼭発電所建設⼯事において、当社は⾶島建設様の下請けとして基礎⼯事を担当しておりますが、この度主任技術者の後藤純課⻑代理が元請の⽇鉄PL&エンジニアリング㈱様より安全活動表彰を頂きました。

日鉄パイプ&エンジニアリング様より表彰状
GO
会社概要