WAGA DESIGN BUILD

広い土間

広い土間

土間

WAGA DESIGN BUILDのモデルハウスで玄関を開けると現れる広い土間。
「土間ってどういう風に使うの?」
「広い土間は必要?」
と思う方もいるかもしれません。
今回は秋田で家づくりをしている私たちが土間の魅力をお話しします。

土間とは?

土間とは室内空間で床板を貼らず、土足で歩くことができるスペースのことです。
日本の家では昔から農業・漁業の作業場所、器具の手入れ場所、作物の保管場所として土間が使われていました。
また、歴史的文化財に指定されている「旧〇〇家住宅」等を見学すると、小上がりを囲む通り土間や、火や水を使う炊事場が土間にあるのを見たことがある方もいるでしょう。
土間は作業場所・保管場所以外の居住空間でもウチとソトをつなぐ役割として人々の暮らしになじんでいました。

そのような日本古来の住宅の特徴とも言われる土間は、農作業の減少や西洋文化の影響、水道・ガスの普及等のさまざまな背景から、靴を脱ぐ・履くだけの玄関土間となり、その規模も縮小されていきました。
しかし、近年では土間の便利な活用方法が見直され、家づくりに広い土間を採用する方も増えてきています。

窓から光が差し込み、明るい玄関

キッチンから外土間へつながるドア

土間の活用方法

除雪道具や自転車置き場にもできる外土間

シューズクローゼットやコート掛けもある広い土間

土間の具体的な活用方法です。

①外で使うものを収納する
秋田の冬に欠かせない除雪道具、ベビーカーや三輪車などの子どもの乗り物。
家の中には入れたくないけど、屋根のあるところに置きたい…そのようなものを収納する場所に最適です。
出入口の近くに土間があればさっと外へ出すことができます。
シューズクローゼットと組み合わせて広い玄関土間をつくることもできます。

②天気の悪い日に過ごせる場所
アウトドア用品のお手入れ、趣味を楽しむ場所、子どもの遊び場。
天気の悪い日は外に出なくても土間で作業・遊びができます。

③一時的な置き場所になる
濡れたアウター・カバン、常温保存できる野菜・米。
水や土を気にせず、一時的にものを置く場所があると便利です。
WAGA DESIGN BUILDのモデルハウスでは、
「野菜や米をもらったら…」と秋田ならではの日常生活をイメージして土間を取り入れています。

上記以外にも、土間にベンチやイス・テーブルを置いてテラスのような空間にしたり、リビングやキッチンの床を土間にしたり、と多様な使い方ができます。

快適な土間をつくるには

このように収納力・利便性に長けた土間を家づくりに採用する方が増えています。
土間に使う素材も、昔は土でありましたが、今はタイルや石、モルタル等、現代風に進化しています。
家の顔と言われる玄関にお気に入りの柄や素材を選ぶと、出入りするたびに気分が上がるかもしれませんね。

ただ、土間を採用する際に気をつけたいことは家の性能です。
性能が良くなければ冬場の土間は底冷えし、居住空間に冷気を持ち込む一因となります。
雪国秋田で暮らす家ですから冬の冷気は少しでも遮断したいですよね。
WAGA DESIGN BUILDでは、断熱性・気密性をはじめとする住宅性能に妥協をせず、高性能住宅を実現していますので広い土間があっても冬は暖かい家で過ごせます。

土間を取り入れたい方へは、具体的にどのくらいの広さが自分たちの生活に合うのか、土間を活かした間取りにしたいなど、
プロの建築家がそれぞれの家族構成や生活に合ったプランをご提案します。
ぜひ秋田だからこそ「広い土間のある家づくり」を検討してみてはいかがでしょうか。

乱形石を敷いた玄関土間

シューズクローゼットやベンチがある内土間

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施工事例