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不易流行vol.81

変わらないもの、
変わるもの

不易流行は和賀組社員へのメッセージです。
守るべきものは守り、変えるべきものは時代の変化とともに変革を積み重ねていく。
このことこそが企業存続と繁栄の礎であると心得え、不易流行、打つ手は無限、明朗愛和喜働を実践し、未来を見据えた事業活動に全社で取り組んで参ります。
グローバルリスクとカーボンニュートラル

今回のテーマ

 新型コロナウイルスに翻弄された3年目の2022年ももうすぐ終わります。皆さんにとってはどのような一年でしたでしょうか?社員の皆さんの中にも感染した方が散見され、私自身も8月に10日間程自宅待機という経験をさせて頂きました。幸い当社の関係者で重症化したという報告はなく、皆軽症で良かったと思っておりますが糖尿病などを持っている方は油断せずに対策をしてください。来年初めには第八派もピークを迎え減少していくのではないかという専門家の見通しもあります。
 私達平均的日本人はこの新型コロナを深刻なリスクとしてとらえていますが、先日三菱UFJリサーチ&コンサルティングの吉高まり氏の講演を聞いて世界では全く異なるんだということを認識しました。スイス東部の保養地・ダボスで開かれる世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(通称“ダボス会議”)で今年5月、「今後10年で最も深刻なグローバルリスクトップ10」で上位3位は左図の様に環境に関するものでした。感染症の拡大は6位、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻などの「地政学的対立」は何と10位となっております。
 菅義偉前首相は2021年10月26日に開会した臨時国会の所信表明演説で、「我が国は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、2050年カーボンニュートラル脱炭素社会の実現を目指すことをここに宣言いたします」と力強く宣言しました。右図のように森林などで吸収できるレベルまで二酸化炭素を減らす事を目指すのですが、簡単ではないことは容易に想像できます。前述の吉高氏によるとこのまま平均気温が2℃上昇した場合、約4億人が干ばつの影響を受け、現在の2.7倍の人が洪水リスクにさらされ、漁獲量が300万トン減少、地上生物の約15%が生息域を喪失するなど極めて深刻な状況になります。
 この年末のドカ雪も間違いなく気候変動によるものでしょう。一年間ご苦労様でした。令和5年もよろしくお願い致します。

由利本荘市男女共同参画市民

フォーラム

11月19日、由利本荘市主催のフォーラムにパネリストとして参加して参りました。「ずぼらんたん」という藤田ゆうみんさんと柳瀬わかなさんのコンビによるトークショーの後、経営者の立場として、男性の家事育児への参加など様々発言させて頂きました。

由利本荘市男女共同参画市民

秋田県立大学交換会

11月25日、秋田県建設業協会建築委員会と秋田県立大学との意見交換会があり、大学からの研究紹介と民間3社による成功事例発表が行われました。当社専務が昨年菅孝光君担当のコープ秋田の事例を発表しました。

秋田県立大学との意見交換会

福島第一原発視察

11月28日東北コミュニティ放送協議会による視察に参加しました。「福島・世の中に大変な迷惑をかけた。大きな反省の上に私達は廃炉に取り組んでいる」という冒頭の言葉に続く現状の映像を拝見した後、1~4号機まで100m足らずまで近づき作業を見て参りました。

福島第一原発視察
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